苦しくても自分らしさを生かせる道は楽しい

2011.07.21

女性の場合、自分がパイオニアとなって職場の中で自分の位置をつくっていこうとする大はごくわずかであり、誰か目標がないと道を切り開けない、と自分に自信がない大が多い。このことで思いうかぶのはマラソンの高橋尚子選手がたびたび。「私をみて若い人や子どもがマラソンに興味をもって走るようになってくれればいい」とコメントすることである。私は、このコメントに疑問を感じる。大の姿を見て、それと同一化し、自分もそうなりたいと思う自我の弱さ、アイデンティティーの不安定さにあやういものを感じるのである。人の姿をみて自分も走るというのは、もし自分自身が走ることが好きならば問題はないが、単に高橋選手のようにカッコよく称賛されることを望んで走るなら危険なことだ。松田聖子や安室奈美恵をみて歌手になりたいと思い、芸能学校に入り、しかし挫折することと同じである。反対に「大の目標になる」ことをアイデンティティーにして仕事をすることも危険なのである。それは自分の本当にやりたいことというより、大の目標になるという人の目で自分の道や生き方が左右されることが多いからだ。結局大切なのは、職業や選択肢を選びとるためのアイデンティティーの確立、といえるだろう。自分がこう生きたい、というビジョンをたてることによって、困難な壁をどう乗り切るかについて考えながら、苦しくても、自分を楽しく生かせる道を探す(仕事でも結婚でも)。大変そうだから、と壁を迂回しながら避けて通る生き方は、不完全燃焼感を残しながら女性を老いへと導いていく。そして熟年以降、何か空しい、という璧にぶつかることになるのである。結婚したけれど、子育てをしていても、なんとなくつまらない、こんなはずじゃなかったのに、と感じるのは、自分が本当に選んだ道ではなく、壁をさけて迂回したためにとった道である可能性が高いのである。

[参考]
教会結婚式場のご案内 | 南青山ル・アンジェ教会
http://www.le-anges.gr.jp/chapelle/wedding.html
南青山の結婚式場
http://www.le-anges.gr.jp/