受験を考えていない場合でも、小学校三年生になると学習内容も「生活科」から「理科・社会」となり、訓練学習(漢字練習や計算練習)から本来の学習(かけ算の文章題など)にかわってきます。勉強も本格的になってくることを耳にして、「塾へでもやろうかしら」と考えるようになります。また、小学校二年生くらいまでは、親の言うことも素直に聞き入れ、自分ひとりで行動する範囲も狭いので、比較的子どもをコントロールしやすい時期かもしれません。ところが、四年生ぐらいになると友だちも増え、遊びまわる範囲もグンと広がる子が多くなります。いろいろな友だちの意見にふれたり、いろんな場面で自分を見つめたりすることで、自分との比較をしたり、楽しいことを優先させたりしてしまうことが多くなります。そうなると、なかなか「勉強しなさい」くらいの声かけでは動かなくなります。それどころか、「わかってるよ」「うるさいなあ」「今やろうと思っていたのに、もうやりたくなくなった」と反論をはじめます。親としては、黙っていられないこともあり、親子バトルに発展することも少なくありません。小学校三年生はちょうどこの真ん中にあたり、親のコントロールがすこしきかなくなってきたかな、と感じる時期なのかもしれません。
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